さてコンビニである。
昨今、無限とも思える支払い方法がある中、高齢者が戸惑わないわけがない。
我が家の近くのスーパーのセルフレジでは盗難防止のため、スキャンした商品を必ず台に置き重さを測るシステムを導入している。
システムがよく分かってない僕は毎回エラーになり、店員さんを呼んでいる。
こんな複雑怪奇な支払い方法を余裕で扱う高齢者がいたら、もはやスーパーおばあちゃんだ。
話は戻る。
コンビニしかり山手線しかり、3分待ったら体感永遠にも感じるというのは都心あるある。
その時は僕含め、並びは五人。僕は最後尾だから前の人たちの様子がはっきり見えた。
おばあちゃんが手間取っていたのは、まず支払い方法選択画面。
現金か?カードか?
おばあちゃんは現金支払いだったが、ボタンがどこにあるかよく見えなかったらしい。
バイトの子が、現金ならこちらをタッチしてくださいと声がけしてもどこ?どこ?となっている。
この時点で1分経過。
周りはまだ我慢している。ただしレジの子はあからさまに、ここのボタン押せばいいんだよ!なんで分からんの!?という表情。
事態は少しずつ緊迫してきた。
おばあちゃんが、あーここね!と現金ボタンをタッチ。
ここからがまずかった。
ボタンをタッチしてから、バッグをゴソゴソ、財布を探し出した。
この瞬間に状況は沸点に達した。
面白いほどあからさまに雰囲気が変わった。
財布は用意しとけよ!!
全員が声にならない声を発していた。
レジ開始2分。
舌打ち、ため息、レジの子は呆れた目でおばあちゃんのバッグを見つめている。
おばあちゃんはさすがに雰囲気に気付き、後ろの人たちにごめんなさいね、と謝る。
全員無視。
おばあちゃんはここで初めて焦り出した。
にも関わらず端数処理のために一円玉を出そうとしている。
だが財布を発見しても、なかなか小銭が見つからない。
一円玉がゆっくりと財布から出てくる。
「端数いいからもう札出しちゃえよ!」
間違いなく全員そう思っていた。
よくよく観察すると恐ろしかった。
たかだか3分で暴動が起きそうな雰囲気。
狂ってる。
とはいえ皆も社会常識はある。
無事レジを終えたおばあちゃんの背中を睨みながら、次々と会計を済ませ、去っていった。
高齢者には優しく、とは思う。
が、綺麗事抜きでこの事件から教訓を得たいと思う。
高齢者→まごつくのが分かっているなら財布を用意して端数処理はあきらめる、など対策は必要。
現代社会は速くて冷たい。下手するとトラブルになる。身の危険すらある。気をつけましょう。
高齢者を見守る周囲→大目に見ようよ。いくら何でもイライラしすぎ!!
怖いよみんな。
以上、コンビニカオスの詳細でした。
